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安土城をデジタルで「見える化」、滋賀県が方針

天守復元の夢あきらめず、倒壊場所発掘へ

安土城跡の天守台には柱を支えた礎石が残っている(滋賀県近江八幡市)

「幻の安土城」復元プロジェクトに取り組む滋賀県は24日、天守(主)の「見える化」についてデジタル技術を活用すると発表した。築城450年に当たる2026年を目標に、タブレット端末などを使って仮想現実(VR)や複合現実(MR)で見られるようにする。一方で実像解明へ大規模な発掘調査を進め、建造物としての再建の夢は残す。

同日、記者会見した三日月大造知事が明らかにした。同知事は「決定的な史料がなく、現状では忠実な復元は困難」としながらも「再建を断念したわけではない」と強調した。昭和、平成の発掘調査に続けて「令和の大調査」として、天守が倒壊したとされる北側の発掘に取り組む考えを示した。樹木の伐採などの環境整備で、本物が残る石垣を見やすくする。

安土城は戦国武将の織田信長が築城し、天守は完成の3年後、1582年に起きた本能寺の変の直後に焼失した。「信長公記」の記述や「天守指図」の平面図が史料として伝えられるが、詳しい外観は分かっていない。当時のローマ教皇(法王)に贈った「安土山図屏風」には外観が描かれたといわれており、滋賀県はこの史料の発見へ向けた情報を収集する。

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