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兵庫知事、東京・大阪など往来自粛を 在宅勤務強化も

県対策本部会議に出席した井戸敏三知事(24日、神戸市内)

兵庫県の井戸敏三知事は24日夕に記者会見し、新型コロナウイルス対策を強化するため、東京都や大阪府など感染拡大地域との不要不急の往来を自粛するよう県民に要請した。県内企業などには在宅勤務の強化を、高齢者らには不要不急の外出自粛を呼びかけた。県内では24日までの1週間で新規の感染者数が1日平均115.6人に上り、感染拡大に歯止めがかかっていない。

同日に県対策本部会議を開き、要請内容を決めた。井戸知事は「クラスター(感染者集団)の発生が全県的に広がっているのが問題だ」との認識を表明。県東部を中心に大阪との結びつきが深いことを念頭に「通勤、通学を自粛してくれと言っているつもりはないが、感染リスクの高いところは注意してほしい」と訴えた。

政府の外食振興策「Go To イート」を巡り、24日に開始を予定していたプレミアム付き食事券の第4期以降の申し込み受け付けを一時停止すると発表。「Go To トラベル」については、東京や大阪など感染拡大地域をキャンペーンから除外するよう国に要望する考えを示した。

トラベルに関しては、同様に感染が拡大している兵庫県を対象から除外する考えはないと説明。県内で感染者数が急増しているのは「(社会福祉施設などで)クラスターが発生して陽性者を多く見つけ出している。数字が多いから危険かというとそれだけではない」と指摘し、東京や大阪と状況は異なるとの見解を強調した。

ただ、兵庫県内の医療体制は逼迫しつつある。24日に県が発表した新規の感染者数は77人と2日連続で100人を下回ったものの、24日午前0時現在で運用している病床(671床)の使用率は69%と高水準にある。兵庫県は自宅療養を原則ゼロとし、入院患者は増える傾向にある。さらに、ここ最近は重症化しやすい高齢の感染者も増えており、警戒感を強めている。

医療体制の強化に向け、県は24日、県立加古川医療センター(加古川市)に重症患者専用の臨時病棟を2021年3月に開設すると発表した。神戸市立医療センター中央市民病院に続き、県内2カ所目の専用病棟の設置となる。

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