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安価なコロナ治療薬、アフリカ13カ国で治験

欧州やアフリカの26の研究機関が参加する国際組織「ANTICOVコンソーシアム」は24日、アフリカで新型コロナウイルス感染症治療薬の大規模な臨床試験(治験)を始めたと発表した。軽症や中等症の患者を対象に、エイズやマラリアなど他の感染症に使う治療薬を投与し、効果や安全性を調べる。

治験はケニアやスーダンなど13カ国にある19の施設が参加し、患者2千~3千人を集める。まず、抗エイズウイルス(HIV)薬の「ロピナビル」と「リトナビル」を組み合わせた治療法と、抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」で始める。顧みられない熱帯病の薬や治療法の開発や普及に取り組むスイスのNPO「DNDi」なども参加する。

治験に使う薬は安価で、発展途上国でも手に入れやすい。世界保健機関(WHO)はロピナビルとリトナビルの併用療法、ヒドロキシクロロキンには入院患者の死亡率を低下させる効果などはなかったと発表した。しかし、軽症や中等症の患者では専門家の意見が分かれており、大規模な治験で確かめる。

アフリカは医療や検査の体制が整っておらず、治療薬も行き届かない国が多い。今のところ、感染者や死亡者の数は少ないが、感染が拡大すれば状況が変わる可能性がある。国際チームは安価で入手しやすい薬を試し、重症化を防ぐ治療法の確立を目指す。別の既存薬を使った治験も近く始める予定だ。

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