新興・途上国の債務削減を 世銀総裁「官民協調で」
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【ワシントン=河浪武史】世界銀行のマルパス総裁は、新型コロナウイルスで新興・発展途上国の債務返済が滞るリスクが高まっていると述べ、「官民協調での債務削減が必要だ」と主張した。20カ国・地域(G20)は22日まで開いた首脳会議でアジアやアフリカなどへの債務支払い猶予策の延長や民間債権者の関与を促すことで一致。多額を融資する中国の動きが焦点になる。
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