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10月の国内粗鋼生産量11%減、下げ幅は前月から縮小

日本鉄鋼連盟(鉄連)は24日、10月の国内粗鋼生産量が前年同月比11.7%減の720万トンだったと発表した。8カ月連続の前年割れだが、マイナス幅は前月よりも7.6ポイント縮小した。鉄連は「高炉の再稼働に加え、全体的に稼働率が高まっている」とした。

需要の回復を受けて製鉄所の稼働率も高まっている(日鉄の東日本製鉄所君津地区)

新型コロナウイルスの影響で各社が相次ぎ高炉の一時休止に踏み切った鉄鋼業界だが、国内の製造業の回復が鋼材需要を支えている。自動車業界では、10月の国内新車販売台数(軽自動車含む)が前年同月比29.2%増の40万6851台に拡大。2019年9月以来13カ月ぶりに前年超えとなった。

昨年の消費増税の反動という追い風はあるものの、新型コロナの影響からは脱しつつある。電機業界でも白物家電の国内出荷額が増えるなど、鋼材の引き合いは強まっている。需要の拡大を受け、JFEスチールは9月に西日本製鉄所の福山地区(広島県福山市)で高炉1基を再稼働した。

日鉄も24日、東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)などで高炉2基を再稼働したと発表。国内全体で生産力が戻るなか、「年明け以降に新たに再稼働した高炉の生産分も統計に反映されてくるだろう」(鉄連)という。

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