UACJ、経常益180億円改善へ 23年3月期 海外で缶材増産
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アルミ圧延大手のUACJは2023年3月期に海外での飲料缶に使う板材の拡販などで連結経常損益を約180億円(今期は35億円の赤字見込み)改善させる。米国やタイで進める生産能力の増強で、110億円程度の増益効果を見込む。自動車向けアルミ部材の拠点の集約や、不採算事業からの撤退でコストも削減する。
米国では生産能力を22年3月期に現在の年約40万トンから1割引き上げ、タイでも23年3月期に6割高める。海外では...
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