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安倍氏側が800万円超負担か 「桜を見る会」前夜祭

「桜を見る会」の来場者と握手をして回る安倍首相(2019年4月、東京・新宿御苑)

安倍晋三前首相が主催した「桜を見る会」前日に安倍氏の後援会が開いた前夜祭を巡り、安倍氏側が5年間で計800万円超の費用を負担した可能性があることが24日、関係者の話で分かった。会場となったホテルが安倍氏側が負担したことを示す経理書類を作成していた。

安倍氏は国会答弁などで「(前夜祭を巡り)後援会としての収入、支出は一切ない」と説明し、後援会の負担を否定している。東京地検特捜部は安倍氏の公設第1秘書らから任意で事情を聴くなどして費用負担の詳しい状況を調べている。

前夜祭は安倍氏が首相だった2013~19年に東京都内のホテルで開かれた。安倍氏の公設第1秘書が代表の政治団体「安倍晋三後援会」が主催し、地元・山口県の支援者らが1人5千円の会費を支払って参加した。19年は800人規模だった。

複数の関係者によると、前夜祭の総費用は参加者から集めた会費を上回っていた。ホテルが作成した経理書類には安倍氏側が前夜祭の費用の一部を負担した内容が記載されており、負担の総額は15~19年で800万円を超えるという。

前夜祭を巡り法曹関係者らが東京地検に出した告発状では、前夜祭の収支が後援会の政治資金収支報告書に記載されていないうえ、飲食費は最低でも1人1万1千円必要で差額の6千円を後援会が負担した可能性が高いと主張。政治資金規正法違反(不記載)や公職選挙法違反(寄付行為)の疑いがあるとしている。

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