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鴻海が米工場でサーバー部品 米報道、液晶から転換

【シリコンバレー=白石武志】台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業傘下の富士康科技集団(フォックスコン)が、遊休状態だった米中西部ウィスコンシン州の工場で米グーグル向けのサーバー部品の生産を始めることが23日、分かった。同工場はもともと液晶パネルを生産する予定だったが、計画は何度も見直され、ほとんど稼働していない状態とされていた。

フォックスコン新工場の起工式に出席したトランプ米大統領(中)(2018年6月、米ウィスコンシン州)=AP

米ブルームバーグ通信が関係者の話として報じた。フォックスコンは工場内に回路基板をつくるための組み立てラインを設置し、2021年1~3月の量産開始を目指しているという。グーグルとの契約の規模については明らかになっていない。

鴻海の広報担当者は報道を受けて「デジタル関連機器の生産計画はあるが、顧客についてはコメントしない」と述べた。

フォックスコンは17年に100億ドル(1兆円強)を投じてウィスコンシン州に最先端の液晶パネル工場を建設し、1万数千人の雇用を創出する計画を発表していた。ただ、約束した雇用が実現しなかったことで、地元自治体は同社からの補助金の申請を却下したと報じられている。

同社は米アップルからスマートフォン「iPhone」の組み立てを請け負っていることで知られる。米国への大規模投資はウィスコンシン工場が初めてだった。製造業の米国回帰を掲げるトランプ米大統領は18年の起工式にも出席し、鴻海創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏を「世界で最も成功したビジネスマンの一人だ」と持ち上げていた。

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