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動物にも顔認証 AI使い精度8割、クマ向けなど

AI技術を使った「ベアID」は、野生ハイイログマを8割の精度で「顔認証」する(写真提供=メラニー・クラップハム博士)

【ニューヨーク=西邨紘子】人工知能(AI)による顔認証を、動物の個体特定に転用する技術の開発が進み始めた。いったん動物を捕獲し、無線チップなどを装着して再び放す従来の方法に比べ、動物と人間双方の負担軽減が期待できる。

北米ではこれまでに野生のクマや放牧牛むけなど数種類が開発され、8~9割の精度が確認された。技術利用の裾野が広がれば、行方不明のペット探しなどにも効果が期待できそうだ。

カナダ・ビクトリア大学の研究者が手掛けた「ベアID」は、AIを使い野生のハイイログマを顔認証するソフトウエアだ。クマの生息地域にカメラをしかけて顔写真を集め、AIに学習させて個体特定の精度を高めた。米CNNによると、冬毛などで外見が変わっても、約8割の精度で特定できたという。

米カンザス大学の研究グループと同州の牧場主が共同で開発中のアプリ「カトルトラックス」は、固定カメラで近くを通る牛の顔写真を撮影。全地球測位システム(GPS)とデータベースの写真を一致させることで、広域な放牧地での家畜の移動を把握できる。

CNNによると、同アプリは試作段階で写真13万枚を使い、家畜1000頭を9割の精度で特定できたという。

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