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安倍前首相秘書ら任意聴取 「桜を見る会」前夜祭巡り

東京地検特捜部

(更新)
桜を見る会で参加者と記念写真に納まる安倍首相(2019年4月13日、東京・新宿御苑)

安倍晋三前首相が主催した「桜を見る会」前日に安倍氏の後援会が開いた前夜祭を巡り、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書らから任意で事情を聴いたことが23日、関係者の話で分かった。

前夜祭に関しては安倍氏らに対する政治資金規正法違反容疑などでの告発状が出ており、参加者から集めた会費の徴収や会場となったホテルへの支払い状況について説明を求めたとみられる。

複数の関係者によると、前夜祭の費用総額は会費の総額を上回っており、ホテルは費用の一部を安倍氏側が負担したことを示す経理書類を作成していたという。

安倍氏は前夜祭に絡む後援会からの支出やホテルから明細書の発行を受けたことを否定している。刑事責任を問うには費用負担の裏付けが不可欠で、特捜部は慎重に捜査を進めている。

前夜祭は安倍氏が首相だった2013~19年に東京都内のホテルで開かれ、安倍氏の公設第1秘書が代表の政治団体「安倍晋三後援会」が主催した。地元・山口県の支援者らが1人5千円の会費を支払い参加、19年は800人規模で開かれた。

法曹関係者らの告発状によると、前夜祭の収支は後援会の政治資金収支報告書に記載されていない上、費用の一部を後援会側が負担した可能性が高いとしている。

安倍氏は国会答弁などで、事務所職員が会場で集めて全額をホテル側に手渡したとして「(後援会には)収入も支出もなく、(収支報告書に)記載する義務はない」と説明、後援会による費用負担などを否定していた。

桜を見る会は安倍氏の地元後援会が多数招かれていたとの批判が集まり、20年の開催は見送られた。菅義偉首相は自身の在任中、桜を見る会を中止する意向を明らかにしている。

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