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米FDA、トランプ氏に投与のコロナ抗体薬を緊急承認

FDAは米リジェネロン・ファーマシューティカルズの新型コロナ抗体薬を緊急承認した(NY州の研究施設)=AP

【ニューヨーク=白岩ひおな】米食品医薬品局(FDA)は21日、米バイオ医薬のリジェネロン・ファーマシューティカルズが開発した新型コロナウイルスの抗体治療薬に対して緊急使用許可を与えたと発表した。軽度から中程度の新型コロナ患者のうち、成人や12歳以上の小児に静脈注射による投与が可能となる。

緊急承認を受けたのは、2種類のモノクローナル抗体を組み合わせた抗体カクテル治療薬「REGN-COV2」。トランプ米大統領がコロナ感染した時に投与を受けたことで知られる。臨床試験(治験)では、投与により軽度または中程度の新型コロナ患者の入院率が低下することや、体内のウイルス量を減らすことが確認されたという。

FDAのスティーブン・ハーン長官は声明で「承認により外来患者の入院を回避し、医療システムへの負担を軽減できる可能性がある」と指摘した。投与対象には65歳以上の高齢者や持病を持つ人など重症化するリスクの高い患者が含まれるが、入院患者や酸素療法が必要な患者への投与は認めていない。リジェネロンは10月7日に緊急使用許可の申請を発表していた。

米政府との合意に基づき、米国民には無料で投与される。製造に時間がかかるため、需要に対して十分な供給量を確保できない懸念もある。リジェネロン幹部は11月初旬の同社の決算発表で、11月末までに8万回分、2021年1月末までに合計30万回分を供給する見込みだと明らかにした。量に限りがあるため、連邦当局は各州への供給量は特定の週に確認された感染者数と入院患者数によって決まるとしている。

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