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米長官がタリバンと会談 米軍削減で治安悪化も

ポンペオ国務長官はタリバンの交渉団と会談した=ロイター

【イスラマバード=共同】ポンペオ米国務長官は21日、訪問先のカタールの首都ドーハでアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンの交渉団と会談した。AP通信が報じた。トランプ米政権はアフガン和平を前進させたい考えで、ポンペオ氏はアフガン政府の交渉団とも会談した。だが米政府が発表した駐留米軍削減がさらなる治安悪化につながる恐れもあり、先行きは不透明だ。

タリバンは政府との恒久停戦に向けた協議を始めた9月以降も各地で激しい戦闘を継続。内務省によると首都カブールでは21日、ロケット弾23発が着弾し、少なくとも8人が死亡した。タリバンは犯行を否定した。AP通信によると過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行を認めた。

「和平実現に多大な犠牲を払ったにもかかわらず、恩恵はみられない」。アフガンのガニ大統領は20日のオンライン会議で強調し、国際社会の支援継続を訴えた。

地元民放トロテレビは20日、政府とタリバンが進める本格協議に向けた規則作りに関して合意が近いとの見通しを伝えた。ただ、本格協議が始まっても武力を背景に交渉を優位に進めたいタリバンが停戦を即座に受け入れる可能性は低いとみられる。

国際部隊の完全撤退はタリバンの悲願だ。協議に進展がないまま米軍削減が進めば「タリバンによる首都攻撃も視野に入る。思うつぼだ」(地元記者)との声も上がる。

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