英、カナダと通商協定継続で合意 関税上昇を回避

英EU離脱
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2020/11/22 3:30
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【ロンドン=中島裕介】英国とカナダの両政府は21日、英国の欧州連合(EU)離脱の移行期間が切れる2021年1月以降も優遇関税による貿易を継続するための協定で合意した。EU・カナダ間では経済連携協定(EPA)が暫定発効しているが、英国のEU離脱による関税上昇を防ぐために英・カナダ間の協定が必要だった。

英政府によるとジョンソン英首相とカナダのトルドー首相が21日にオンラインで会談し、EU・カナダEPAの内容を英加間でもほぼそのまま踏襲することで合意した。21年に現状の協定をさらに深掘りした2国間の貿易協定の交渉に入ることも申し合わせた。

20年1月末にEUを離脱した英国は加盟国と同等に扱われる年内の移行期間中に、EUと貿易協定がある国・地域との協定の結びなおしを急いでいる。英政府の19年の貿易統計によるとカナダとの貿易総額は223億ポンド(約3兆円)で、EUを除いた上位10カ国に入る。日本とは10月23日に新たなEPAで署名したが、カナダとはひとまず今の貿易条件を維持したうえで、21年以降に新たな協定を結ぶ方針だ。

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