タイ、高校生も反体制デモ 教育改革や政権退陣を要求

国際
2020/11/22 2:07
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【バンコク=岸本まりみ】タイの首都バンコクで21日、高校生を中心とするグループが反体制デモを開いた。大学生を中心とした抗議集会が盛り上がる中、さらに若い世代も追随。教育改革や軍事政権の流れをくむプラユット政権の退陣などを求めた。

高校生を中心とする反体制グループは体制側を「恐竜」に例え、批判(21日、バンコク中心部を占拠したデモ隊)

デモ隊は商業施設が集積するバンコクの中心地、サイアム駅周辺を占拠した。付近の道路は一部通行止めとなったが、大きな混乱や衝突はなく、周辺の商業施設も営業を続けた。

18日にはタイの国会が憲法改正に関する審議で、反体制派が支持する民間団体の改憲案を否決していた。デモを主催した10代を中心とする反体制グループは国会を恐竜に例え、「変わることを拒むなら、私たち生徒は時代遅れの支配者に衝突する隕石(いんせき)の役割を果たす」と反発。恐竜の着ぐるみや隕石を模したボールをデモ会場に持ち込んでアピールし、改革を要求した。

高校生を中心とする反体制グループは当初、厳しすぎる校則の見直しや教育改革を要求していた。足元では大学生らが要求するプラユット政権の退陣や憲法改正、ワチラロンコン国王の権限縮小を含む王室改革についても支持する姿勢を示している。

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