大企業トップの報酬、6年ぶり減少 コロナ禍で返上や減額
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大企業の経営トップが受け取る報酬額が6年ぶりに減少に転じた。デロイトトーマツグループと三井住友信託銀行が実施した調査によると、売上高1兆円以上の企業の2020年の社長報酬額(中央値)は9887万円と前年を0.6%下回った。同報酬が減少に転じたのは14年以来になる。業績連動型といった変動報酬の導入が進むなど報酬制度の見直しが大企業で一巡しつつあるためだ。新型コロナウイルス禍による業績悪化で、報酬の返...
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