電機、事業選別で巧拙 日立が上場子会社整理にめど
(更新) [有料会員限定]
電機大手が進めてきた事業の整理や再編を巡る巧拙が目立ってきた。日立製作所は日立金属の売却に向けて入札手続きに入ったのに加え、日立建機の保有株の一部売却も検討。実現すれば上場子会社の整理にめどがつく。一方、パナソニックは成長の軸が定まらず経営体制を刷新する。独シーメンスやオランダのフィリップスなどが事業再編から成長軌道に乗ったのに比べ出遅れている。
「(米動画配信)ネットフリックスのように日立の株価を上げられないか」。日立の経営幹部は社...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1558文字
関連キーワード