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現金供与「個人的な寄付」 河井案里議員、被告人質問に

昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)は20日、東京地裁であった検察側の被告人質問で、広島県議らへの現金供与は「個人的な寄付」と説明した。収支の公開が必要な政治資金として処理しなかった理由を問われると「深い考えはない」と述べた。

公判は20日で証拠調べが終了。検察側が12月15日に論告求刑、弁護側は同23日に最終弁論をして結審し、年明けにも判決が言い渡される。

政治団体の収支は政治資金収支報告書で公開が義務付けられている。検察側は、現金供与の違法性を認識していたため、政治資金として扱わなかったとみている。

また、広島県江田島市の胡子雅信市議(50)に10万円を渡し、事前に案里議員に伝えたと法廷で証言した公設第1秘書について、案里議員は「真実ではない。虚偽の事実を作り上げて私を陥れようとした」と反論した。

夫で元法相の衆院議員、克行被告(57)=公選法違反罪で公判中=が配った現金の原資は「夫の手持ち資金」と説明した。自民党は選挙前、河井夫妻側に計1億5千万円を入金。買収の原資となった可能性が指摘されていたが、案里議員は「手持ち資金はどこから出たのか分からない」とした。

手持ち資金と答えた理由は「なんとなく。主人は自身や私の歳費を管理していたから」。元法相の現金供与は「えたいの知れない金。私はお金で票が買えるとは思っていないので、何に使ったか分からない」と話した。

起訴状によると、元法相は地元議員ら100人に2900万円余りを配り、案里議員はうち5人への供与で共謀したとしている。元法相は別に審理されている。

〔共同〕

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