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ウイルス出現を目撃 驚異の進化、新種も誕生

世界はウイルスでできている(6)

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地球上で最初のウイルスはどうやって出現したのか。約40億年前の地球は、小さな物質があるだけのモノに満ちた世界だった。そのモノが「非生命」から、遺伝情報を複製する「生命」へと一線を越えた。その瞬間を目撃した研究者がいる。試験管の中で、モノにすぎなかった物質が寄生体へと驚きの進化を遂げた。

小さな水滴に幾つかの物質が漂う。セ氏37度に加熱すると、物質の1つが周りの成分を引き寄せて自分の複製を作り始めた。時々、複製のミスが生じ、「出来損ない」が生まれた。どこかが壊れたのか複製ができなくなっていた。消えて無くなると思いきや、しぶとく他の物質の複製反応を借りて数を増やした。まるで寄生体だ。

「この寄生するタイプが、今のウイルスに進化したのではないか」。東京大学の市橋伯一教授は、さらに実験の行方を見守った。今度は寄生型の動きを阻む物質が現れた。しばらくすると、その物質...

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