九州・沖縄で離島防衛訓練 自衛隊、周辺海域の有事備え
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離島防衛を想定した陸上自衛隊西部方面隊主体の実動訓練「鎮西演習」が10~11月にかけて九州・沖縄各地で繰り広げられた。総勢約1万6千人、車両約3千両、航空機約50機を動員する同方面隊最大規模の訓練だ。中国の海洋進出で尖閣諸島を巡る緊張関係が続くなか、自衛隊は南西諸島の島々に部隊を新設し、守りを強化している。
10月28日~11月5日、山々に囲まれた高原に位置する日出生台演習場(大分県由布市など)で...
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