森永乳業が「ピノ」アーモンド味 人気受けて単独販売へ

森永乳業は一口サイズのアイスクリーム「ピノ」シリーズから人気のアーモンド味をまとめた「やみつきアーモンド味」を23日に発売する。約30年にわたり、詰め合わせ商品のみで販売してきた味で、単独発売を求める声が多く寄せられたことから商品化に踏み切った。2021年5月ごろまでの期間限定で販売する。
一口サイズのバニラアイスをアーモンド味のチョコレートでコーティングした。単独発売にあたり、新たにチョコレートに粒状のローストアーモンドを練り込み、サクサクとした食感を楽しめるようアクセントをつけた。6個入りで希望小売価格は税別160円。コンビニエンスストアやスーパーで販売する。
アーモンド味は1992年に発売した詰め合わせ商品「ピノ チョコアソート」のフレーバーの一種。「アーモンド味だけの商品を発売してほしい」といった要望や意見が「(2019年は)約3日に1件のペースで寄せられた」(森永乳業)という。従来顧客に取り込めていなかった20~30代にも売り込んでいく。