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広州自動車ショー開幕、初披露38車種 環境対応急ぐ

中国広東省で20日に開幕した「広州モーターショー」では、各社がEVやPHVを披露した(広州汽車集団の新車種の展示)

【広州=川上尚志】中国の広東省広州市で20日、自動車の国際展示会「広州国際汽車展覧会(広州モーターショー)」が開幕した。会場には約1千台が展示され、世界初公開となる車両は38台だった。中国政府が2035年をめどに新車販売のすべてを環境対応車にする方向で検討するなか、各社は電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などをアピールし対応を急ぐ。

中国勢では国有自動車大手の広州汽車集団が、EVの自主ブランド「Aion」で多目的スポーツ車(SUV)の新車種を21年前半に発売すると発表した。「25年までに自主ブランドで全面的に電動化を実現する」(馮興亜・総経理)。EV大手の比亜迪(BYD)も主力セダン「秦」でPHVの新車種を披露した。

新興EVメーカーの小鵬汽車は同社で初めて40万元(約630万円)超の高級車を21年3月に発売すると発表し、20日に予約受け付けを始めた。

日系ではトヨタ自動車の中国合弁、広汽トヨタ自動車が新型セダン「凌尚」を披露した。新設計開発手法「TNGA」を採用し中国側主体で開発した初の車種だ。ホンダも合弁先のブランドで展開するEVを紹介した。

中国では販売補助金の減額の影響で、EVやPHVなど新エネルギー車の販売台数は19年半ばから低迷した。ただ20年春の新型コロナウイルス問題後に政府が販売支援策を打ち出し、足元の需要は回復が続く。10月の新エネ車の販売台数は前年同月比2倍に増えた。自動車各社は新車の投入で需要の取り込みを狙う。

中国政府は35年をめどに新車販売の50%を新エネ車、残りの50%を占めるガソリン車をすべてハイブリッド車(HV)にする方向で検討している。このため各社はガソリン車から新エネ車への転換を急ぐ必要もある。

広州モーターショーは毎年秋に開催する。今回の会期は29日まで。

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