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日生協など、マスク用洗剤発売 化粧汚れに対応

コロナ下で新たな需要

新型コロナウイルスの流行で布マスクが普及するなか、マスク用の洗剤の発売が相次いでいる。日本生活協同組合連合会(東京・渋谷)がマスク特有の汚れに対応した洗剤を発売する。ノルコーポレーション(東京都調布市)も同様の商品を発売しており、コロナ下で必需品となった布マスクを快適に使い続けたいとの需要に応える。

日生協は12月1日からマスクについたファンデーションなどがよく落ちる洗剤「CO・OP 布マスクを洗う洗剤」を販売する。日生協が取り扱う衣料用洗剤と比べ、ファンデーションなどの化粧が落ちやすいようにした。化粧以外にも、子供のマスクについた、食べ物の汚れも落ちるという。洗剤にはノズルをつけ、汚れた部分に直接洗剤を塗りやすくした。

使い方は洗剤を水に入れ、そこにマスクを10分ほど浸してから押して洗う。汚れが目立つ場合は直接汚れた箇所に洗剤を塗り、10分ほど置いてから、またマスクを水に浸して洗う。価格は250ミリリットルで税別398円。日生協によると、組合員からファンデーションがマスクからなかなか落ちないとの悩みが寄せられていたため、開発に着手したという。

ノルコーポレーションは、9月からマスク用の洗剤「ウォッシュミー マスクシャンプー」を販売している。マスクについた化粧の汚れを落とすのに特化した処方を採用。汚れた箇所に直接洗剤を塗り、なじませてから洗剤を入れた水にマスクをいれ、10分つけるなどして使う。販売価格は内容量300ミリリットルで税別1400円。

同時期に無添加のマスク用の洗剤「ウェルカムクリーン マスクシャンプー」(内容量300ミリリットルで同1200円)も発売した。「働く女性向けと家族で使えるものの2種類出すことにした」(同社)という。いずれも同社の公式通販サイトなどで販売する。

大手の日用品メーカーは既存の洗剤を使って、マスクの汚れを落とせる手法を紹介している。花王は2019年4月に発売した衣料用洗剤「アタックZERO(ゼロ)」を、マスクに使う洗剤としてウェブサイトで訴求する。同商品でのマスクの洗い方の動画を動画配信サイトで配信している。

市場調査会社のインテージ(東京・千代田)によると、洗剤の市場は20年1~9月で前年比5.2%減となっている。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で洗濯物の量が減ったほか、昨年の消費増税前の駆け込み需要の反動で下がった。半面、感染防止のため、外出後に帰宅すると衣服やマスクを洗いたいという欲求は高まっているとみられる。各社は日常的に使うようになったマスクを対象に、新しい生活様式に向けた洗濯の提案を進めている。

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