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中国、政策金利据え置き 11月3.85%

【北京=川手伊織】中国人民銀行(中央銀行)が20日発表した2020年11月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は1年物が3.85%で、7カ月連続で据え置いた。今春から景気の持ち直しが続く一方、物価の伸びは鈍っている。新型コロナウイルスへの対応で打ち出した金融緩和の効果を慎重に見極める構えだ。

中国の事実上の政策金利は7カ月連続で据え置き(北京の中国人民銀行)

人民銀行はLPRを毎月公表し、事実上の政策金利と位置づける。1年物は優良企業に適用する貸出金利の目安となる。5年物は住宅ローン金利の目安とされ、年4.65%とした。1年物と同じように5月から据え置きが続いている。

年初に新型コロナが直撃した中国経済は正常化しつつある。外出制限の影響で回復が遅れていた飲食店収入も10月に前年同月比プラスに転じた。一方、家計所得の改善ペースは緩やかで日用品やサービスの価格上昇は鈍い。10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.5%上昇にとどまり「一定のデフレリスクに直面している」との指摘もある。

人民銀行は、緩和的な金融環境が経済や物価に及ぼす影響をなお見極める姿勢とみられる。

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