ジョージア州、再集計でもバイデン氏勝利 米大統領選
【ワシントン=永沢毅】米大統領選で南部ジョージア州は19日、得票を再集計した結果、民主党のバイデン前副大統領が勝利したと発表した。バイデン氏はトランプ大統領を1万2284票上回った。トランプ氏の陣営は再々集計を求めることができる。最終決着は同氏の対応が焦点となる。
ジョージアは当初の集計でバイデン氏のリードが得票率で0.5ポイント以下だったため、州法に基づき手作業で約500万にのぼる票を再集計していた。この結果、約5800の未集計の票が見つかり、トランプ氏は当初の集計から差を縮めた。ただ、バイデン氏の勝利に変わりはなかった。
ジョージアはこれまで共和党の地盤で、民主党の大統領候補が制したのは1992年のクリントン元大統領以来となる。トランプ氏は19日に「ジョージアでは数千の未集計の票が見つかった。共和党にひっくり返る」とツイートし、逆転に自信を示していた。
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