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欧州スーパー大手アホールド、米生鮮宅配を買収 ネット強化

フレッシュディレクトのトラック(ニューヨーク郊外ラーチモント)

【ニューヨーク=河内真帆】欧州食品スーパー大手アホールド・デレーズ(本社オランダ)は18日、ニューヨーク市を拠点とする米生鮮食品宅配フレッシュディレクトの株式の過半数を取得、傘下に入れると発表した。買収額は公表していない。食材のネット宅配事業の強化で収益軸としての成長を見込む。

アホールドと同時に米投資会社センターブリッジ・パートナーズもフレッシュディレクト株を20%取得した。2021年1~3月期末までに手続き完了を見込む。

アホールドは欧州、米国を拠点に年間売上高は740億ドル(約7兆7000億円)を超す。米国で食品スーパーの「ストップ&ショップ」や「フードライオン」、ネット宅配事業「ピーポッド」を展開している。新型コロナウイルスの感染拡大により食材購入も実店舗からネット通販に大きくシフトしており、生鮮食品に強みがあるフレッシュディレクトとの連携を進める。

フレッシュディレクトは1999年創業、ニューヨーク、フィラデルフィア、首都ワシントンなど大都市圏を中心にネットで注文を受け、生鮮食料品や日用品を宅配する。新型コロナの影響による外出制限が広がり、需要が急拡大した。

フレッシュディレクトは「この買収は今後の成長を加速するために大事な契機となる」と指摘、アホールドの資本力を背景にアマゾン・ドット・コムやウォルマートが参入して競争激化する生鮮食品宅配市場での戦略強化を狙う。

アホールドは「米国市場で最も重要な都市圏の一つであるニューヨークを中心に急成長中のフレッシュディレクトを買収することで、マルチ販路戦略にはずみをつける」と説明した。

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