金融都市めざす大阪、デリバティブで独自性 官民に温度差も
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日本に世界の金融ハブをつくる「国際金融都市構想」の候補である大阪府で、実現に向けた取り組みが本格化する。吉村洋文知事は18日、官民共同の推進組織を年度内に設立すると発表。デリバティブ(金融派生商品)や先端技術を特徴に打ち出す考えだ。ただ、現状で世界の金融都市との"実力差"は大きく実現性は不透明。温度差がある財界と行政が足並みをそろえられるかも課題だ。
同構想を巡っては菅義偉首相が東京、大阪、福岡の...
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