日経BtoBマーケティングアワード 大賞にアスクル
日本経済新聞社は「NIKKEI BtoBデジタルマーケティングアワード」の第1回大賞にアスクルの「データ×テクノロジーによる『売らないマーケティング』」を選んだ。同社は市場創造や認知活動に対する「ブランディング賞」も受賞した。顧客の獲得・拡大に対する「デマンドジェネレーション賞」は、ブラザー販売の「ニューノーマル時代に対応したマーケティング戦略の見直しと実施」が受賞した。
アスクルの施策は、コロナ禍での衛生用品の買い占めなどに対応、顧客の属性や購買データから、本当に必要とするユーザーを特定、優先的に提供するもの。審査委員長の内田和成・早大教授は「会社の存在理由という原点に立ち返り、やるべきことを考え、データを活用して実現した点を高く評価した」と話した。

BtoBデジタルマーケティングアワードは、デジタルトランスフォーメーション(DX)が広がるなか、企業のデジタルマーケティング推進を支援する目的で新設した。
審査対象は応募のあった49件。新たな時代のマーケティング活動における創造性や新規性、経営へのインパクトなどを基準に審査委員会が選考した。
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