東エレク、札幌で育むDX 利益率でライバルに挑む
証券部 長谷川雄大
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売上総利益率が約4割と、日本の製造業で屈指の稼ぐ力を持つ東京エレクトロン。それでも半導体製造装置のライバルを含む「世界4強」の中で比べれば、下位に位置する。利益率向上に向けて、デジタルトランスフォーメーション(DX)を本格化させる。カギは札幌の新拠点にある。
「研究開発投資や成長投資は緩めない。だからこそ利益率向上に向け、今後は札幌を中心にDXや人工知能(AI)を駆使した取り組みをギアアップ(ステップアップ)して...
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