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1本5500円や赤白セット ボージョレ解禁、価格も多彩

フランス産の新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」が19日、解禁された。中部地方では、百貨店が高価格帯の商品をそろえる一方、スーパーは値ごろ感のある商品を増やしている。新型コロナウイルス感染拡大で、自宅で飲酒する需要が高まっている。小売各社は様々な価格帯で顧客を取り込もうと知恵を絞っている。

高価格帯のワインで家飲み需要を取り込む(名古屋三越栄店)

今年のぶどうは、温暖化の影響で収穫時期が例年より1~2週間早く、ワインの味は濃厚という評判だ。

名古屋三越は、ボージョレ・ヌーボーの中でも、樹齢50年前後の古木に実ったぶどうを使った商品を1本(750ミリリットル入り)3700~5500円で売り出す。古木は実が少ない分、それぞれに栄養が行き渡りやすく、味が濃厚になるという。

JR名古屋高島屋は、老舗ブランド「ルロワ」のボージョレ・ヌーボーを1本5000円程度の目玉商品として取り扱う。「コロナ禍で感覚的に客単価が上がっている」(担当者)とし、顧客が例年より高価格帯の商品を選ぶ可能性を見込む。

一方、総合スーパー(GMS)のアピタとピアゴを展開するユニーは価格帯を下げて勝負する。巣ごもり需要の高まりで同社のワインの売り上げは前年を5%程度上回って推移していた。ただ、客単価は800円台と低価格志向が強まっているといい、今年のボージョレ・ヌーボー商戦では、例年より約500円安い1500円程度の商品をメニューに加えた。

イオングループは、1人でも1500円程度で赤と白が楽しめる「飲み比べセット」(250ミリリットル入りが2本)を提案している。

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