富士ソフト、仮想オフィスで内定者の交流会

システム開発を手がける富士ソフトは19日、自社開発の仮想オフィス技術を応用して、2021年度の新卒内定者向け交流会を18日に開催したと発表した。社長や役員を含めた社員約100人と内定者約500人の合計約600人が参加した。
バーチャル交流会では、オンライン上に作られた会場にアバター(分身)で参加する。参加者は自分のアバターを操作し、会場内の他の参加者と会話することができる。同期の内定者同士で1時間の交流を楽しんだ。
バーチャル交流会は自社開発の仮想オフィスシステムを活用して開催した。富士ソフトは新型コロナウイルスの感染拡大を機に7月から仮想オフィスを試験的に導入している。現状で約800人の社員が利用しており、将来的に約5000人の内勤の全社員に利用を拡大する予定だ。(矢口竜太郎)