ホンダ、新型軽「N-ONE」を20日発売 安全性強化

ホンダは19日、軽自動車「N-ONE(エヌワン)」を全面改良した新型を20日に発売すると発表した。衝突軽減ブレーキなど安全運転支援システムの「ホンダセンシング」を標準装備した。希望小売価格は税別145万4000円から。軽自動車の購入層が多様化しているとして、これまでエヌワンになかったマニュアル車も追加した。
月間2000台の販売をめざす。初代エヌワンが2012年11月に発売されて以来、初めての全面改良となる。安全性能を向上させたほか、助手席のスペースを広く使えるようにするようにした。
一方でデザインは、1967年に同社初の量産軽自動車として発売された「N360」をモチーフにした外観をおおむね踏襲した。ホンダが19日に開いた発表会で寺谷公良日本本部長は「変化のための変化ではなく、あえて時代を超えて変えない意義にこだわった」と述べた。
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