宮崎駅前に「日向夏ポスト」JR九州など
地元特産品をPR

JR九州と宮崎交通(宮崎市)はJA宮崎経済連と協力し19日、JR宮崎駅西口駅前広場に宮崎の特産果実「日向夏」をイメージした郵便ポストを設置した。駅に隣接する大型商業施設「アミュプラザみやざき」が20日に開業し、来店客の増加が見込まれることから、待ち合わせや写真撮影のスポットとしてアピールする。
ポストは黄色で日向夏をイメージした外観。除幕式で河野俊嗣知事は「駅前にシンボルが完成した。全国に幸せを発信する場所になれば」と述べた。SNS(交流サイト)を活用し、日向夏の販促も進める。
日向夏は約200年前に宮崎市で偶然発見された地元原産のかんきつ類。12月中旬~4月中旬が食べごろで、甘みのある白皮と、酸味を持つ果肉を一緒に食べることで、独特の風味が楽しめるという。