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韓国セルトリオン、バイオ医薬品の新工場 470億円投資

【ソウル=細川幸太郎】韓国製薬大手のセルトリオンは韓国仁川市に新工場と研究開発拠点を建設すると発表した。設備を年間6万リットル分増強し、バイオ医薬品の多品種少量生産を進める。投資額は5千億ウォン(約470億円)で、自社製品とともに需要堅調な受託事業の生産能力を拡充する。

仁川市の新産業育成の経済特区にある第2工場そばに、敷地面積4700平方メートルの第3工場と同1万平方メートルの開発拠点「グローバル生命工学研究センター」を建設する。開発拠点は2022年、第3工場は23年に稼働する予定。同社によると今回の投資で約3千人の雇用が生まれるという。

製薬産業では新薬開発の難易度が高まっており、欧米では新薬開発に特化して生産工程を外部に委託する製薬会社が増えている。セルトリオンは自社製品のリウマチ治療薬などが主力だが、生産受託事業にも注力して生産能力を引き上げてきた。30年までにバイオ医薬品の生産能力を計60万リットルに拡張する計画を持っており、第4工場の建設準備も進めている。

仁川国際空港にも近い同経済特区では受託生産専業のサムスンバイオロジクスが拠点を構えており、1兆7400億ウォン(約1600億円)を投じる第4工場の建設を始めた。韓国政府も半導体に次ぐ高付加価値産業の育成に注力しており、大学や研究機関を同地に誘致してセルトリオンとサムスンバイオの韓国大手2社の事業環境が整うよう支援している。

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