中部の配当性向、無借金企業で還元目立つ
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中部企業の2021年3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響を埋め切れず、減益が相次ぐ公算が大きい。厳しい環境下でも配当金を据え置いたり、減額幅を抑えたりする企業がある。財務の堅実な企業ほど株主との関係を重視している。
1株あたり純利益のうち配当に回す比率(配当性向)をランキングした。値が100%を超えると、稼いだ利益以上に配当を支払っている。過去の利益を積み上げた利益剰余金からまかなう企業が多い...
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