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Nvidia、8~10月は売上高過去最高 ゲーム2000億円超

(更新)

【シリコンバレー=佐藤浩実】米エヌビディアが18日発表した2020年8~10月期決算は、売上高が前年同期比57%増の47億2600万ドル(約4900億円)だった。二本柱であるゲームとデータセンター向けの半導体をともに伸ばし、2四半期連続で過去最高となった。純利益は49%増の13億3600万ドルで、10四半期ぶりに過去最高を更新した。

ゲーム向けの売上高は37%増の22億7100万ドルだった。パソコンでゲームを遊ぶために使うGPU(画像処理半導体)の新製品「RTX30シリーズ」を9月に発売し、初めて20億ドルの大台に乗せた。任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」に供給している基幹部品の販売額が、過去最高の水準になったことも寄与した。

データセンター向けは2.6倍の19億ドルだった。エヌビディアは米グーグルなどクラウド事業者との取引が多く、人工知能(AI)計算に使う半導体が好調な販売を維持した。前年同期と比べると、4月に買収したメラノックス・テクノロジーズ(イスラエル)の売り上げも6億ドルほど加わった。

一方で、新型コロナウイルス下で逆風が吹く事業もある。自動車分野の売上高は前年同期と比べて23%減り、映画スタジオなどプロの動画編集向けも27%減った。コロナ感染の再拡大で経済情勢が不透明な状況が続いており、投資を絞る動きが続いている。

エヌビディアは5~7月期に創業以来初めて、データセンター向けの売上高がゲーム向けを上回った。8~10月期はいずれの用途も過去最高を更新したが、年末商戦に向けた出荷が始まったことで再びゲームが最大の事業分野となった。

20年11月~21年1月期の売上高は48億ドル前後を予想する。今年はソニーや米マイクロソフトが7年ぶりにゲーム機を大幅刷新し、年末のゲーム商戦が一段と活気を帯びると見込まれている。エヌビディアのGPUはすでに品薄状態にあり、十分に供給能力を確保できるかが課題となる。

エヌビディアは9月、ソフトバンクグループと同社傘下の英アームを買収することで合意した。買収規模は400億ドルで、エヌビディアは20年初めと比べて約2.2倍の高値になった自社株を活用する。ただ成立には中国をはじめ各国・地域の競争法当局の審査を通過する必要がある。

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