伊藤園、「抹茶で認知機能の低下を抑制」と発表 - 日本経済新聞
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伊藤園、「抹茶で認知機能の低下を抑制」と発表

伊藤園は18日、抹茶を使った飲料と粉末を12月7日に発売すると発表した。抹茶に含まれるテアニンとカテキンが認知機能の低下を抑えることができるとしている。同社によると、抹茶を使った認知機能関連の機能性表示食品は初めて。認知機能への関心が高まっており、健康志向の消費者を取り込む。

新商品は抹茶飲料の「お~いお茶 お抹茶」と粉末の「お~いお茶 お抹茶POWDER」。飲料は370ミリリットル缶で希望小売価格が税別150円。粉末は1.7グラムの32包入りで同2800円。

抹茶飲料はうまみ成分のテアニンを50.3ミリグラム、カテキンを171ミリグラム含む。伊藤園によれば1日2本の飲用で認知機能の低下を抑えることができるという。毎日2グラムの抹茶を12週間摂取した被験者と摂取しなかった被験者で認知機能をテストしたところ、有意差が確認できたという。

同社は抹茶を通じて認知機能に関する課題解決を目指すプロジェクトも始めた。今後は自治体や異業種を含めた他社との連携も進める方針だ。本庄大介社長は「認知機能は多くの人の関心事になっている。健康で豊かな生活に抹茶で貢献したい」と語った。

(逸見純也)

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