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国内コロナ感染、初の2000人超 首相懸念「対策に全力」

(更新)
東京都や北海道、大阪府などの都市圏を中心に感染が広がっている(18日午後、東京・新宿)=共同

国内で18日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者は午後10時時点で2191人となり、1日の新規感染者の過去最多を更新した。菅義偉首相は18日、首相官邸で西村康稔経済財政・再生相と田村憲久厚生労働相と協議し「とにかく感染拡大を防ぐよう全力をあげて取り組むように」と指示した。西村氏が記者団に明らかにした。

田村氏は新規感染者が過去最多になったことに「首相も危惧を持っている」と記者団に話した。政府は20日にもコロナ感染症対策分科会を開き、対策を議論する。

加藤勝信官房長官は18日の記者会見で「県をまたぐ移動の自粛を一律に要請する必要があるとは考えていない」と強調した。「適切な対策を講じることで移動による感染リスクを低下させることは可能」と指摘した。

これまでの国内の1日の新規感染者の最多は14日の1720人だった。東京都では18日に493人の感染が確認され、都内の過去最多を更新した。ほかに神奈川(226人)、埼玉(126人)、静岡(87人)なども最多となった。大阪(273人)は2日連続で200人を超えた。

分科会の尾身茂会長は18日の衆院厚生労働委員会で「このままいくと国民の努力だけではコントロールするのが難しく、さらに強い対応をしないといけない事態になる可能性がある」と述べた。

尾身会長は「感染が拡大しつつあるだけでなく、クラスター(感染者集団)が多様化している。(感染対策の徹底が)なくなると強い経済社会の抑制をせざるを得ない可能性がある」と訴えた。

日本医師会の中川俊男会長は18日の記者会見で「危機が迫っている。今後も感染拡大が続けば、より強い政策をとらなければならなくなる」と警戒感をあらわにした。

医療提供体制は「東京や北海道はすでに逼迫している。正念場だ」とも指摘した。「万全な感染予防対策が結果として一番の経済対策につながる」として「今週末を我慢の3連休としてもらいたい」と呼びかけた。

感染者の増加を受け、東京都は19日に専門家や都幹部らによる「モニタリング会議」を開き、感染状況の警戒レベルを4段階の指標で最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げる方針。

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