スパコン富岳じわり活用広がる 計算速度で首位維持
[有料会員限定]
理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」が、17日に公表された計算速度を競う世界ランキングで首位を維持した。新型コロナウイルスの飛沫感染シミュレーションなどで実績をあげる一方、富岳をベースにした廉価版のスパコンの販売を海外で加速させるなど活用が進みつつある。企業の製造現場などにも広がろうとしている。
富岳は6月に国産スパコンとして8年半ぶりに世界一となり、2期連続で首位とな...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1068文字