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中国印象「良くない」89% 共同調査、日本の感情悪化

日本の民間非営利団体「言論NPO」と中国国際出版集団は17日、両国で実施した共同世論調査の結果を発表した。中国に「良くない」印象を持つ日本人は前年比5.0ポイント増の89.7%となり、対中感情の悪化を裏付けた。「日中関係は重要」と考える中国人が4人に3人に上る一方、日本人は調査が始まった2005年以来初めて7割を切った。

言論NPOの工藤泰志代表は「日本は尖閣問題や新型コロナウイルスでの中国の対応に疑念を深めている。一方、中国は米中対立を受け対日関係改善に期待を寄せているようだ」と分析した。

中国に「良い」印象を持つ日本人は5.0ポイント減の10.0%にとどまった。この1年で中国の印象が「悪くなった」との回答は14.2ポイント増え37.0%。中国に良くない印象を持つ理由(複数回答)として最も多かったのは「沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海、領空の侵犯」(57.4%)だった。

日本への印象を「良い」とした中国人は45.2%、「良くない」としたのは52.9%で昨年とほぼ同水準。良くない印象を持つ理由としては「侵略の歴史を謝罪、反省していない」(74.1%)が最も多かった。

「日中関係を重要」とする中国人は74.7%と7.7ポイント増えた一方、日本人は8.5ポイント減の64.2%。「なるべく早く首脳の相互訪問を実現すべきだ」と回答した日本人は18.8%で、延期された習近平国家主席訪日への期待感が低いことを示した。

調査は今回で16回目。9~10月に日本で千人、中国で1571人から回答を得た。

〔共同〕

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