神奈川・三浦の和食店、釣り魚加工して「歳暮」に
和食店の慈こう(神奈川県三浦市)は、三浦半島で釣った魚を加工してお歳暮にする「魚歳暮(ぎょせいぼ)サービス」を始めた。釣った魚をさばけず持て余す釣り人が多いなか、贈りものにして有効活用してもらう。新型コロナウイルスで落ち込む店舗の売り上げをカバーする狙いもある。
切り身やみそ漬け、かす漬け、照り焼きなどにして真空パックで送る。釣った魚との記念写真や、料理のレシピなども付ける。料金は加工費や送料などがかかり、例えば2.5キログラムのワラサを頼んだ場合は3000円程度かかるという。釣った魚は自身で店まで届ける必要がある。
同店の石坂昌司代表は「もっと三浦半島に釣りに来てもらって、周辺がにぎやかになればいい」と話す。