豊洲市場 変わる水産卸
東都水産・九州異業種と物流改革 中央魚類・ネット通販強化
[有料会員限定]
豊洲市場の大手水産卸が変革に動き始めた。東都水産は九州の複合企業、麻生(福岡県飯塚市)子会社が実施するTOB(株式公開買い付け)に賛同し、資本業務提携を結んだ。中央魚類はECサイト運営会社と組み、個人向け通販に乗り出す。卸売市場法改正や新型コロナウイルス禍など環境が激変するなか、時代に合った卸の機能を探り、生き残りを目指す。
「安定した株主のもと、自由に成長戦略を描くことができる。豊洲でナンバーワンになる」。東水...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1065文字