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海図に「日本海」単独表記を継続 国際機関が暫定承認

韓国主張の「東海」併記認めず

(更新)

加藤勝信官房長官は17日の記者会見で、国際水路機関(IHO)が海図に「日本海」を単独で表記する指針に関し、継続することを暫定承認したと明らかにした。総会で事務局長案を各国が了承した。韓国が単独表記に反対し「東海」の併記を求めていたのを踏まえ、関係国が協議していた。

加藤氏は加盟国が議事録を確認して11月末に最終的に確定するとの見通しを示した。「正式に採択されるのを期待している」と語った。

オンライン形式で開いたIHO総会はデジタル版の海図を新たにつくり、海域の名称でなく数字で表記するとも確認した。韓国側への配慮との受け止めもある。

茂木敏充外相は17日の記者会見で「日本海だけではなく、全て数字(表記)だ」と述べた。韓国側への配慮との見方を否定し「わが国の主張が通っている」と強調した。

韓国側の受け止めは異なる。韓国外務省副報道官は17日「数字表記のデジタル版への移行で、日本海呼称は標準としての地位が格下げとなる。全世界に東海表記を広げる努力を官民合同で展開する」と主張した。

IHOは船舶の安全な航行のための海図改善などを担う国際機関だ。海洋の境界を示すガイドライン「大洋と海の境界」を編さんし、1928年の初版から日本海の呼称を用いている。

日本外務省によると、韓国は90年代以降、日本海の表記について東海と改称するか併記するよう国際社会で求めてきた。日本は「日本海が国際的に確立した唯一の呼称だ」との立場をとる。

IHO事務局は韓国の反対を受け、2019年春以降、日韓を含めた関係国などで非公式に扱いを議論してきた。

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