神戸市も追悼行事開催へ 阪神大震災、規模は縮小
神戸市は17日、1995年に阪神大震災が発生した1月17日に神戸市中央区の公園「東遊園地」で開催する追悼行事「追悼の集い」について、2021年は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、規模を縮小して実施すると発表した。
市によると、記帳所を設置せず、遺族や市長が壇上であいさつする「追悼のことば」を取りやめ、事前に収録した動画をオンラインで配信する。犠牲者名が刻まれた銘板がある公園地下の「瞑想(めいそう)空間」は開放し、献花台も設ける。
阪神大震災の21年の追悼行事を巡っては、兵庫県の「ひょうご安全の日のつどい」や、東遊園地に竹灯籠を並べて犠牲者を追悼する「1.17のつどい」も同様に規模を縮小して開催することが決まっている。〔共同〕