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Airbnb、ナスダック市場に上場へ 1~9月売上高は32%減

米エアビーアンドビーはホテルでは得られない体験を売り物に成長した。

【シリコンバレー=奥平和行】民泊大手の米エアビーアンドビーは16日、米ナスダック市場に上場する方針を明らかにした。同日、日本の目論見書に相当する「S1」を米証券取引委員会(SEC)に提出した。新型コロナウイルスの影響が続くなか、同社の新規株式公開(IPO)は観光産業の先行きを占う試金石になる。

エアビー幹部は2020年に上場する方針を示し、今年8月には「秘匿扱い」として上場申請書類を提出していた。11月16日に改めてS1を出し、ナスダック市場に上場することや日本の株式コードに当たるチッカーシンボルを「ABNB」とすることなどを示した。

同社は08年に発足し、約220の国や地域で空室の所有者と旅行者を仲介する事業を営んでいる。S1によると2019年12月期の売上高は前の期比32%増の48億523万ドル(約5020億円)だった。20年1~9月期の売上高は新型コロナの影響で利用が減り、前年同期比32%減の25億1893万ドルに落ち込んだ。

四半期ごとの最終損益は20年4~6月期まで3四半期連続で赤字が続いたが、7~9月期は2億1932万ドルの黒字に転換した。S1に添付した書簡で共同創業者のブライアン・チェスキー最高経営責任者(CEO)らは「(新型コロナの)危機に直面して『エアビーアンドビーはおしまい』と言われたが、まだ始まったばかりだ」と述べた。

米調査会社のCBインサイツによると、エアビーの現在の企業価値は180億ドルにのぼる。新型コロナの影響により低下したものの、米国に本社を置くスタートアップ企業としては宇宙開発のスペースX(460億ドル)、金融サービスのストライプ(360億ドル)に続く。上場企業との比較では米ハイアット・ホテルズなどを上回る規模になっている。

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