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テルモ、細胞治療向け装置 血小板など分離

血小板の分離に使うキット

テルモは16日、患者自身の体から取り出した細胞を使う再生医療(細胞治療)向け装置を発売したと発表した。血液から血小板など必要な成分だけを取り出し、濃縮する作業を全自動で14分で終わらせることができる。容器などの使い捨てキットもあわせて発売する。全国の病院やクリニックに販売し2021年度に1000キットの販売を目指す。

発売した「スマートプレップ」

患者の血液や骨髄液に含まれる細胞を遠心分離したり濃縮したりする装置「スマートプレップ」を発売した。専用の容器や注射器などの使い捨てキットとともに使う。既存製品に比べて細胞の分離や濃縮の効率が高く純度を高めやすいという。

キットは2種類を販売する。一つは患者の血液から血小板を取り出して濃縮し、軟骨がすり減った膝関節などに注射して組織を再生させる治療に使う。もう一つは関節などの病気に対し、患者の骨から取り出した骨髄液を濃縮して注射する治療に使う。いずれも日本では厚生労働大臣に治療計画を届け出た医療機関のみが提供できる。

装置の定価は税別50万円。使い捨てキットは血小板向けが税別7万円で、骨髄液向けが同15万~21万円。

テルモが2011年に買収した米ハーベストテクノロジーズの製品で米国では2004年から販売してきた。血液から血小板を取り出して濃縮するキットの米国での関連売上高は約20億円。

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