東海第2原発、安全審査合格2年 民意形成へ手探り
北関東フォーカス
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日本原子力発電・東海第2原子力発電所(茨城県東海村)が原子力規制委員会の安全審査に合格して2年がたった。再稼働の前提となる地元同意の判断が求められるなか、6月には県議会が住民投票条例案を否決した。立地する東海村に加え、水戸市など周辺5市が再稼働の是非を判断する独自の「茨城方式」のもとでどう民意を形成するか、手探りの日々が続いている。
「私どもは悲惨な事故は決して起こさないという強い決意のもと、安全...
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