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HENNGE、一時18%安、減益決算見通しを嫌気

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16日の東京株式市場で、ID管理サービスを手掛けるHENNGE株が4営業日ぶりに急反落した。一時、制限値幅の下限(ストップ安)水準となる前週末比1500円(18%)安の6830円まで下げ、約1カ月半ぶりの安値をつけた。前週末に発表した2021年9月期通期の純利益が減益の見通しとなり、機関投資家の失望売りが膨らんだ。

終値は1460円(18%)安の6870円だった。売買代金は前週末から8割弱増えた。同社は多数のIDやパスワードをまとめて管理する認証基盤が主力だ。情報セキュリティー需要の拡大で業績を伸ばしてきたが、13日に21年9月期の連結純利益が前期比46%減の1億9300万円になりそうだと発表した。情報システム担当者向けのPRイベントなどの広告費がかさむためで、売上高は17%増えるが吸収できない。

在宅勤務の普及も追い風とみられていただけに、減益計画はネガティブに受け止められた。エース経済研究所の沢田遼太郎氏は「新型コロナウイルスのワクチン開発で、巣ごもり銘柄から製造業や外食産業に資金が回帰する動きも売りを促した」と指摘する。

予想PER(株価収益率)は569倍台と依然として割高な水準だ。この日は同様に500倍を上回る弁護士ドットコム株が4%安となるなど、新常態で成長が見込まれる銘柄に利益確定売りが目立っている。

市場では「当分は利食いの対象になりやすく、上値が重い展開が続きそうだ」(松井証券の窪田朋一郎氏)との声が聞かれた。

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