富士フイルム、バイオ医薬成長へ 積極投資の継続カギ
証券部 江口 良輔
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富士フイルムホールディングスのバイオ医薬の製造・開発受託(CDMO)が収益の柱に育ちつつある。2011年の参入からM&A(合併・買収)を足掛かりに投資を重ねてきた。バイオCDMOを手掛ける企業への市場評価が世界的に高まりM&Aコストは膨らみやすくなっているなか、海外の競争相手に競り負けない積極投資の継続が今後の成長力を左右する。
「バイオCDMOの売上高は計画から1年前倒しで1000億円を達成する」。樋口昌之執行役員は10日...
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