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NTTとNECが講演、「未来の通信にもう一度戦いを挑む」

日経クロステック

NTTNECは13日、NECの法人向けオンラインイベント「NEC Visionary Week」で将来の通信に関して共同で講演した。「NTTとNECが見据える将来の通信とそれを取り巻く世界」と題して、NTTの渋谷直樹副社長とNECの森田隆之副社長兼最高財務責任者(CFO)が登壇した。

両社は2020年6月に光・無線技術を活用したICT(情報通信技術)製品の共同研究開発とグローバル展開における資本業務提携を発表した。提携の経緯について、NTTの渋谷副社長は「(NTTとNECの両社長が)2社で何かできないかという議論はこれまでしてきた。2人に共通しているのは一言で言うと志だ」と明かした。

渋谷副社長によれば、NTTの澤田純社長とNECの新野隆社長兼最高経営責任者(CEO)は共に、日本は研究開発力で世界に後れをとっているという強い危機感を抱いているという。日本は次世代通信規格「5G」システムのグローバルにおけるシェアで2パーセントしか取れておらず、競争力を発揮しなければいけない市場で厳しい状況に置かれていることから、「両社長は『ここでもう一度戦いを挑んで立ち上がり、ゲームチェンジを起こさなければいけない』という思いが一致している」(渋谷副社長)。

NTTとNECは資本業務提携を通じて次世代通信技術を共同開発する。短期的には「O-RAN(Open RAN)をはじめとするオープンアーキテクチャーの普及促進」、中長期的には「IOWN(アイオン)構想の実現」を目指す。Open RANとは基地局をマルチベンダー製品で構成できるオープンな仕様を指す。IOWN構想はNTTが打ち出した光関連技術とITを活用した未来のネットワーク基盤で、電力効率100倍を目標に掲げている。

(日経クロステック/日経コンピュータ 田中陽菜)

[日経クロステック 2020年11月13日掲載]

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