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鈴木、自信を深める独走V 大分車いすマラソン

新型コロナウイルスの影響で、例年エントリーする海外の強豪が不在となった今大会。国内勢で唯一東京パラリンピック代表に内定している鈴木の走りは異次元だった。

大分車いすマラソン男子で優勝した鈴木朋樹=共同

スタートの号砲と同時に飛び出すと、本人が「(体力が)前半で切れてしまうかも」と不安になるくらいの力を込めて加速した。一瞬にしてレースの主導権を握ると、先導車に合図を送ってペースアップを要求。6キロ地点あたりからは一人旅となった。

コロナの自粛期間、あれやこれやと思い巡らせるなかで短い距離での加速力の重要性を再確認したという。夏以降、短距離に焦点を当てたトレーニングを積み、1週間前の大会では100メートルの自己ベストを更新した。

持久力と加速力を兼ね備えた26歳に伍(ご)する選手はおらず、2位とは4分42秒もの大差がついた。「今後の自信につながる。競技人生のなかで一番ハードなレースだった」。駆け引きがない分、ひたすら自分との戦いになった42.195キロは長く感じたのだろう。

もはや国内では敵なしの様相だが、東京パラでは格上の海外勢とメダルを争う。「まだまだ全体的に足りない」。久々のレースで持てる力を出し切れたことを喜びつつ、もう一段の成長を誓っていた。(木村慧)

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